これは珍!月光の球形銃搭タイプをでっちあげる その3
2016 12/4(日)
ビー玉から絞り出すこと自体は楽勝なのですが、ここで2つのシビアーな問題に直面しました。この諸問題のおかげでこの後、延々と絞っては失敗絞っては失敗を半年に渡って繰り広げることになります。という皆さまお楽しみの状態がシュッタイいたしました。
まずはなにより、絞ったキャノピーをビー玉から外せない。キャノピーの形状からビー玉の2/3程度の部分を使わなければならんのですが、残り1/3の部分からB玉を取り出さなければ。・・・ってそんなん手品師でもなければ無理ですわな。
ビー玉は球体で突起もなければ穴もない。つまるところ引っ張り出すにも全く手掛かりがありません。仕方がないのでしぼったものをデザインナイフでまっぷたつに断ち割ります。このあと接着剤で再び1つにして繋ぎ目を窓枠にしてしまえばいい。と思ったのですが・・・フリーハンドでデザインナイフを使って正確に2等分するのがスゲー難しい。というより無理。ある程度正確にB玉の最大円周をトレスできなければ、円周上に渡してある窓枠が狂います。それに接着剤でひっつけるって瞬間接着剤で?はみ出た部分はどうする?紙やすりでヤスる?透明部分を傷つけないように?・・・・
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ビー玉に穴をあけ、取っ手をつけました。これで真っ二つに切らなくてもある程度切れ目を入れればひっぱり出せそうです。もうここへたどり着くまでに早くも10個程失敗作が生まれております。
2016 5/22(日)
とりあえず、がらんどうの胴体内部に、ちょこちょことこざかしい細工でドレスアップしました。
このあとしばらく制作が止まってしまいました。B玉からどうやってキャノピーを絞り出すのかうまい方法がどうしても思いつかず・・・
2017 1/4(水)
ひたすら玉しぼりばかりでいいかげん厭になってきたので、球形銃塔搭載の20mm機銃を作りました。こういう作業はすぐに形になるのでやりがいがあるのですが・・・
機銃は九九式20ミリ一号機銃ということにしました。熟慮に熟慮を重ね、各種資料と首っ引きで決定した・・・のですが、なんでこの短い見栄えのしない方を(二号機銃は長銃身でかっこいい)選んだのか・・・忘れてしまいました。なにしろもう半年前のことだし。
2016 12/22(木)
絞り出しのもうひとつの問題が、ビー玉の下方1/3位のところに4ヶ所ほどのしわが寄ってしまうこと。こればかりはもうどうしようもないので、なるべくしわが少ないものをまたひたすら絞り続けます。
2017 4/16(日)
どう頑張っても下部に寄るしわとビー玉から外す際に切れ目を入れなければならないことには変わらず、どうしても写真のような仕上がりになってしまいます。最終的な形は球体の2/3を使わなければならないので、これでは1つだけで完成品を作るのは無理。