初の車両制作…いすゞTX40型トラック その2
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2019 10/17(木)
 真鍮線、真鍮パイプを使って、ちょいちょいと小細工。キットオリジナルでは運転席側ドアの後ろ側の処理がちょっとあっさりしていたので、ネットでみつけた写真をもとにバルブのようなものをでっち上げます。解像度が低く構造がよくわからないのですが、ま、イメージで。
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2019 10/27(日)
 タンク上の手摺?はキットの物がイメージより太かったので伸ばしランナーで置き換え。
画像右はじのパイプのてっぺんに水道のカラン状のバルブを追加。これも雰囲気で。
今回詳しい資料が全くないので、タンクのどこからどのように給油ホースがでているのか、更に給油を制御する方法も不明なので、いきおい雰囲気モデリングとなっています。
2019 10/30(水)
 キットのものは何となくイメージと違うので、前照灯も作り直します。ジャンクパーツを漁っていたら1/100雷電の増槽タンクがでてきました。こいつを万力にはさんで頭の部分を使って絞り出し。
 
 さて、これにポンチで切り出した丸い透明プラ版を貼り込まなければならのですが・・・
かなりの小ささなので、瞬間接着剤で一発でツラを合わせてセンター合わせで貼り込むのはちょっと難しそう。あれこれ考えてカップ状の前照灯に透明のエポキシ接着剤をつらつら一杯に満たし、多少硬化したところで、くだんのプラ版を置いて慎重に位置決めをするという技をひねりだしました。何やら面妖な光の反射具合で結構雰囲気がでたみたい・・・
2019 11/7(木)
 なんだかんだで11月に入ってしまいました。先般、中古住宅を購入したわけなのですが、中古というだけあってそこここに傷みがきています。なかんずく玄関ドアの劣化が激しい。バブル期の建築物のせいか、無垢材を使った重厚な造りのドアなのですが、西日に晒され続けて数十年、塗装がぼろぼろになってしまっています。重い腰を上げて、この補給車を作り始めた頃、ドアの塗り直しに着手し始めました。ちなみに新調すると数十万円。業者塗替えを頼むと十数万円。そりゃ自分でやるしかないでしょ。嫁さんは、「んなもの上からペンキで塗りつぶしてしまえばよかろう」と野武士のごとき乱暴なことをのたまうのですが、妻女よ、せっかくの木目を活かした無垢材の玄関ドアにそんな仕打ちができようか。私こと塗装の達人がみっごとキレイに塗り替えてみしょう。と一念発起。この補給車同様、四苦八苦している昨今です。とにかく、もともと塗ってあるニスを剥がすのがべらぼーに大変。さて、この玄関ドアの塗り直しと燃料補給車、どちらが先にかんせいするか。
 などと言っているうちにバラバラにしたドアを(燃料補給車の方ね)ボンネット部分に接合。給油用のノズルを真鍮パイプで作成。
2019 12/10(木)
 いよいよ今回のメインテーマ「高級ティッシュペーパーを使った幌の表現」です。
まずはマスキングテープをつかって大体の形を作ります。これを展開して、パソコンでトレス。型紙としてプリントアウトします。高級ティッシュは数枚重ねて(枚数失念多分4枚)水に溶いた木工用ボンドに浸して乾かします。乾かしつつしわを伸ばします。しっかり乾いたら型紙に沿って切り出し、化学のりで骨組みに仮づけ。
 
 でここからがキモ。アクリル塗料の溶剤をスポイトで貼り込んだ幌にかけて濡らします。木工用ボンドで硬くなってはいますが湿った紙は伸びやすくなるので(ちょうど厚めの和紙みたいな感じ)、綿棒にも溶剤をしみこませ、幌の骨組みをなぞるようにフィットさせ、また骨組みのない部分はたわませたりして幌の経年変形を再現します。アクリル塗料の溶剤を使うのは、水より蒸発が早いから。
 
 昔、ハイラックスピックアップ(トラック)に乗っていた時、荷台の部分に幌をかけていたのですが、露天駐車していて雨が降るとこの幌部分に水がたまり、重さでだんだん中央部がへこんできます。補給車の幌も、きっとそんな感じで骨組みのないところはへこんでいると思われます。
 
 給油用ホースは1mmのハンダ線をぐるぐるまいてそれらしく。先端に先に作って銀に塗ったノズルをはめ込みました。
 
 
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