『ギラギラ・キラキラ』な飛行機を作る。その7
適当な大きさに切ったアルミ箔を、鏡面の様につるつるな物の上で布を当ててシワを伸ばします。
極力微量のスプレー糊を遠目から吹きつけたアルミ箔を当該部分に貼って・・・
綿棒でモールドにフィットするように伸ばしていきます。この時にアルミ箔にキズが盛大に入る場合は糊の着けすぎ。
ある程度フィットしたら、慎重にデザインナイフでパネルラインに合わせて切りだし・・・
余白部分をピンセットで剥がします。デザインナイフの使い方が悪いと、隣のパネルラインと隙間が出来てしまいます。
余分な糊がついてしまったところはオイルでふき取り、モールドのフィットしてない部分はツマヨウジでこすって馴染ませます。
さてまず用意するのは明治ハイミルク。以前ガーナだなんだと騒いでいましたが、あれは間違い。ハイミルクが正解でした。多分明治製の板チョコなら大丈夫(未確認)。中身はチョコフォンデュにでもしてしまいましょう。あとは、ダイソーのスプレー糊、ライターオイル、ピンセット、デザインナイフ、楊枝、綿棒など。
翼面なんかはただの平面だから楽だけど、翼付け根しかも前縁は至難。特に中島の飛行機ってニ単もそうだけど妙なふくらみがある。
いうことを聞かないアルミ箔を綿棒と爪楊枝でなだめつつRに密着させていきます。シワが寄ったら爪楊枝でつぶすのですが・・・
どうしてもつぶせないシワが出来てしまいます。が、これが当方の限界。あきらめます。
アルミ箔張りに苦戦していて本稿の更新がままならないので、つなぎにアルミ箔張りの手順を掲載してお茶を濁したいと思います。
2011 6/13(月)
しばらく更新できないでいたのですが、その理由がこれ。手をやけどしてしまいました。写真には写っていませんが右手も同じような状態で。医者から全治2週間の診断を受け、アルミ箔張りも面倒になってきていたこともあってしばらく放置してしまいました。無理に作業しようと思えば出来ないことはないのですが、やはり親指に包帯を巻かれているとどうしても痒いところに手が届かない。しばらく休んでしまいました。業腹なのがこんな状態でもパソコンのキーボードを叩けること。この機会にしばらく仕事も休めると思ったのに・・・ってそんな呑気なことをいってる経済状態じゃないですか。
ようやく焼けた皮膚の下に新しい皮膚が出来たので、思い切って包帯をとって作業を再開しました。とりあえず作業上後回しにする部分を除いた全ての部分にアルミ箔を張り終えました。水平尾翼部分にはリベットを打ってあったのですが、今回リベット打ちはやめようかと思案中なので、とりあえずアルミ箔を剥がして張り替えてしまいました。
2011 6/15(水)
なかなかうまくいかなかった機首部分。機銃口とエアインテイクの部分は多少いいかげんな仕上げになってしまいましたが、ここは防眩の黒を塗ってしまうので無問題。カウルフラップの『開』を仮付けしてみました。