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2011 1/29(土)
 座席。キットのままではちょっと背中が痛くなりそうなので、チョイチョイと作り直して・・・今回もパイロット、陸軍風に言うと空中勤務者を乗せるのですが、キットオリジナルの立ち姿のものは細工がめんどうなのでやめて、ちょいと奢って、モデルカステンのを使います。このキット、あの竹一郎氏の超絶原型をキットにしたものなのですが、その超絶具合を私の拙劣な塗りテクでダメにしてしまうのが怖いのと、後々入手が出来ないと困るという理由から使用するのを長いことためらっていたのですが、このまま箪笥の肥しにしてしまっても購入した意味がないので、今回思い切って使っちゃいます。

 さて適当にコクピットを作り、空中勤務者も組んで椅子に座らせてみると、これが見事に納まらない。パイロットの脚がフットバーを越えてしまいます。これでは空中勤務者の脛のあたりが干渉して計器パネルが取り付けられません。椅子を後退させようとすると椅子の脇の縦の構造材がじゃましてしまいます。仕方がないのでこの構造材はニッパーで切り飛ばし、慎重に位置を決めて椅子を貼りこみ両サイドに構造材を伸ばしランナーで再現しました。

 着席させるとこんな按配。隼のコクピットはあの胴体からも想像できるようにむちゃくちゃ小さいです。雷電なんかと比べると本当に窮屈。操縦者はさぞかし嫌な思いをしたかとも思うのですが、ある元パイロット方が『あまり広い(雷電や紫電のような)コクピットは落ち着かない。パイロットは子宮回帰のように狭いコクピットに包まれている方が安心するのだ』という意の事を発言しており、まあ人それぞれですがそんなものなのでしょうか。

 閑話休題。今回はパイロットの首に真鍮線を埋め込んで、首の向きを変えられるような細工をしております。
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2011 2/5(土)
 人形は顔が命。唐突ですけど。せっかく素晴らしい造型のフィギアなので、なんとか塗りもがんばりたいところ。で、練習用にお湯まるで顔をコピーし、ひたすら塗ってみました。陸軍パイロット、整備兵、海軍パイロットなど取り混ぜて朝に夕に。こんな按配で納得のいくまでしばらく練習を続けます。練習して本番にのぞむという、これはもう体育会系モデラー(笑)。仕上がりを並べるとちょっと気持ちが悪いです。
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 3度目の正直。息子(小4)が今回はスツーカ『カノーネンフォーゲル』にトライします。前回2作(ムスタングとスパホ)は結局親父であるところの私が取り上げて作ってしまったので、(こう書くと、とてもヒドイ仕打ちのように感じる・・・)今回こそは自分で作るように。わしは一切手を出さん。

 それにしてもマニアックな選択。『ルデル大佐』なんて名前が普通に夕飯時とかに子どもの口から出てくるのを、なんとも言えない気持ちで聞いている親父でした。
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 さて、パイロットを塗らねばコックピット部分が仕上がらないので、他の部分を作ります。まずは主翼。今回脚は出した状態と、飛行状態で写真を撮るつもりなのですが。出した状態はいいとして、脚庫に収納できるのでしょうか。試しに主翼内の脚庫にタイヤを入れてみると写真のように全然ダメ。脚庫が浅過ぎます。隼は胴体側のタイヤカバーがなく一部タイヤが露出してしまうので、現状ではタイヤを薄くしてダミーとして誤魔化すか、脚庫を作り直すしかないようです。
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2011 2/11(祝)
 脚庫を深くしようと試みたのですが、隼のそれはタイヤの形に沿って微妙なRがついていて、これを再現しつつ深くするのはちょっと無理そうなので、しかたなくタイヤを削って調節することにしました。といって、タイヤは脚を出した状態でも使うので、おゆまるとWAVEのミリプットパテで複製して、タイヤの裏側をガリガリ削り倒しました。
2011 2/13(日)
 翼下面とツライチになるように慎重に削り、とりあえず脚庫に収めることに成功しました。フェアリング部分はアルミ板から切り出して作成。これで飛行姿勢を再現出来そうです。
 さて首なしながらパイロットを塗りました。モデルカステンのパッケージの作例見本を見ながら塗ったのですが、どうやっても見本のようには塗れません。まあ当たり前なのですが。特に縛帯ですか、緑色の帯。これがうまく塗れない。立体感が乏しく、どう見ても『描きました』感が出てしまいます。これ、マスキングテープかなんかで再現してやった方がいいのかも。もっとも写真に映る部位ではないので、今回は黙殺ですが・・・小さい人2人は後述の子供スツーカ用のナナニー独逸パイロットです。

 子供のスツーカ。あれよあれよという間に士の字になってしまいました。おまけに風防のマスキングまでほぼ終了。折りにふれて手伝ったりアドバイスしたりはしてやったのですが、いきなりキャノピーのマスキングまでしてしまうとは。
 昔、1/72の雷電を作った時に触れた、フレックステープであたりをとってマスキングテープを切り出す方法を伝授したのですが、ここ1週間ほど学校から帰って来ると「粘着力がたりない!」だの「ズレた!」だのぶつぶつ言いながらひたすら作業に打ちこんだようで、「その様は鬼気迫るものがあった。」と、この者の母親は語っておりました。ともあれここまで自力で作ったので、ご褒美にパイロット2体をプレゼントします。(安上がりなプレゼント)
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『ギラギラ・キラキラ』な飛行機を作る。その3