『子供と作ろうF/A-18スーパーホーネットE』始末。その5
2010 9/23(木)
デカールを作っては貼り作っては貼りようやく全て貼り終えたようなので、トップコートをかけてキャノピー回りのマスキングを剥がしました。・・・うわ!何これ!!ホコリだらけ。ナンデ?どこから入ったんだろ。よくよく目を凝らすと前部キャノピーと後部キャノピーの間に微小な隙間があります。ここか!思えばこのキャノピー、マスキングして本体に接着したあと、本体のそこかしこを削っては盛りを繰り返しているので、少しずつ隙間から侵入したのでしょう。キッチリエポキシパテで接着してあるし、やる気もすっかり萎え萎えで、取り外してきれいにする気になりません。
2010 10/1(金)
さらに問題が。前脚庫のふた(黄色で囲った部品)これ、なくしてしまいました。脚庫カバーのエッジ部分って危険防止のためか赤く塗ってあるのですが、これはガンダムマーカーで塗ると簡単だと知って、息子のガンダムマーカーをでちょいちょいと塗って「いや簡単に塗れて良かった良かった」と安心して気を抜いたのがいけなかった・・のか。組み立ててみるとこの部分だけない。どこを探してもない。嫁を督励し(うそ、哀願して)探し回ったが見つからない。ほへ〜
2010 10/2(土)
ここまで来て部品を無くすとは!あんまり悔しいので、なくした部品を凌ぐ出来を目指して自作しました。
刻苦精励3時間。ここだけ妙にリアルになりました。
続いてキャノピー内のホコリの件。半ば諦めていたのですが、この制作記にたびたび登場する、岐阜は可児市におわす超絶航空機モデラーN氏が『やはりキャノピーをはずしてきれいにすべきではなかろうか』という主旨のメールをお送りいただいたので、謹んでキャノピーをとりはずさせていただきました。布を当てて親指で横方向にぐ〜っと力を加えると『ゴキャッ!』という不吉な音と共にはずれました。
思ったほど深刻なダメージはなかったので、これ幸いとエアガンでホコリを吹き飛ばし再接着し、タッチアップをほどこしました。ふ〜。スッキリした。
2010 10/3(日)
最後の作業。ぶら下げもの。兵装。以前なにかで読んだのですがVFA-31は戦闘機部隊としてスパホを運用しているのでサイドワインダーだけ搭載させておけばいいというようなことを読んだ記憶があるのですが、この記述の真贋はともかく、それではやはり面白くないので、付属してきたものは全てぶら下げてしまいます。
こういうものには疎いのですが、サイドワインダー、スパロー、ハープーン、スラマーの4種類でよろしいのでしょうか。
2010 10/15(金)
いやいや、結構時間がかかりました。赤だの黄色だの青だののラインをストックデカールの色々な部分を細切りにして貼っていったのですが、実に辛気臭い作業でしたがなんとか終了。全てを差し込んで見ました。
ようやくこれにてF/A-18E本体は完成。初期コンセプトは『子供と作ろう』だったのに、途中からそんなものは山のあなあなあなたもう寝ましょうよ。(三遊亭円歌調)山のあなたの空遠くに飛んでいってしまい、阿呆のように親父が一人で楽しむ(もしくは苦しむ)様相を呈してしまい、反省しております。子供に感想を聞くと「え?何。スパホ?」すっかり記憶の埒外。
2010 10/17(日)
おまけで、フジミのデッキクルー(1/48)を作って華を添えます。と、ふたを開けたのですが、地区の運動会やら子供育成会の会合、子供達の行事に使う藁を束ねまくるという普通に生活していたらまずは行わない作業をしたりと、忙しい忙しい。なかなか制作にかかれません。
キットはパイロット2体を含む8体入りなのですが、艦載機誘導員を2体作ります。全体的にメリハリの利いたモールドで、甲板上で海風にはためいている衣服のふくらみ具合も表現されている芸の細かいキットなので、気合をいれて作りたいところ。
シューターその1を下からみたところです。ライフジャケットのふくらみ部分(赤線部分)を薄くしてみます。
2010 10/15(金)
デザインナイフ、ケガキ針、リューターなどを使い、うすうす攻撃をしてみました。ついでに肩、首などの部分も彫って、様子見にサフをかけてみました。
だいぶメリハリがついたようです。ライフジャケットを『着ている』という感じがでてきました。