『子供と作ろうF/A-18スーパーホーネットE』始末。その4
2010 9/14(火)
垂直尾翼に手間取っています。まず、AJという文字のために白を吹きます。マスキングして次にフェリックスを囲むイエローの輪を。ところがこのイエローが隠ぺい力が弱い。かなり厚く吹いたのですが、な〜んとなく地色が影響している。気持ちが悪いのでサンドペーパーで削り、白を吹いた上にイエローを吹きなおして丸くスキング。最後にトップの赤を吹きここもマスキング。と面倒な作業になっています。
AJの文字はデザインナイフで切り出したのですが、精度がイマイチなので不安です。
2010 9/16(木)
さて、尾翼の色です。左の写真はネットから拾った写真なのですが、(無断転載申し訳なし)両方とも実機です。よ〜く見ると垂直尾翼の外側と内側の色が微妙に違うように見えます。外側が純粋のブラック、それに対して内側はなんとなく青みがかったブラック或いはナス紺に見えるのですが・・・光の加減なのかどうか・・・オレの気のせい?
気のせいだろが何だろうが、思った通りに塗ってしまうのが当方の制作方針なので、もうどんどん塗ってしまいます。外側は半ツヤのブラック。で内側はそれにブルーを適宜混ぜて、見た目には明らかに青にころんだブラックを作って、内心「これは青過ぎるかな」と思いつつブラシで吹いてみたのですが、写真のようにあんまり違いが見られませんでした。まあ、自然光ではもっと差が出るのかもしれんのですが、これはあれですな。『下手な考え休むにニタリ貝』なんだそりゃ。
実機の写真を掲載した同じページ内に、私の脱力塗装写真を載せるという自殺行為状態なのですが、ともあれマスキングを剥がして見ました。
・・・悪くない・・・ですかな。多少ボソボソなのですがこないに小さい写真では、それも分かるまい。うわもうこんな時間だ会社に行かねば。(朝からモデリング略して朝モ)
2010 9/19(日)
尾翼と最後尾のノズル部分を塗りマスキングを剥がして見ました。なんか、色々な色がはみ出しています。完璧にマスキングしたつもりだったのですが、全然完璧ではありませんでした。まあ修復可能範囲ではあります。そのままにしておくのも気持ちが悪いのでさっさと修復してしまいましょう。
機体上面のアクセントとなる黒を塗りました。マスキングを慎重にしたつもりだったのですが、翼の上に薄く漏れが出てしまいました。実はゆえあって23日中に完成させてしまわなければならぬ仕儀となってしまい、多少、いやかなりあせり始めているのでいきおい作業が雑になっております。おまけに私、今年度地区の子供育成会の会長などをやらされており・・・子供以下の私ごときに子供育成会長などという役を押し付ける町会も笑止の沙汰なのですが・・・子供の冬の行事のために大量の藁束を集めねばならず、東奔西走の日々が続いております。まったくもう。
今回制作での一番の難所と思われる作業。それが黒塗りの脇の赤いライン。最初は塗りで行けると思ったのですが、上記のようにやたら失敗ばかりしているのですっかり自信を喪失し、実際等幅に1mm以下の線を長々とマスキングするはかなり至難なワザだろうし、ここはひとつ、デカールに頼りました。しかーし!当然キットにはそんなデカールは付属していません。これはなにか工夫せねば。
旧軍機を作る時、クリアデカールに赤をブラシで吹いて細切りにしたものを歩行禁止帯にしていたので、その手でいけると思ったのですが、細すぎて(幅0.8mm程度?)接着力が弱過ぎるし、すぐに切れてしまう。ともかく扱いづらい。おまけに塗料がうまく定着せずに剥離してしまい、この案はボツ。
で、次に試したのが透明極薄糊付きシート。これは知り合いのシール印刷屋のオヤジにもらったもので、デカールほど薄くはないけれど、丈夫で糊も強い。結局これの細切りに赤を吹いて貼り込み、事無きを得ました。ただしこれも塗料の定着が悪く、手荒にあつかうと塗料のみ剥離してしまうので、早くトップコートをかけてしまいたいところです。
2010 9/22(水)
ここしばらくパソコン相手にひたすらデカール制作作業に没頭しています。(馬鹿だね)今回は今まで使っていたアルプス電気の名機MD5000の印字ヘッドを傷つけてしまい、やむなく退役して実家で寝ていたMD2300を復帰させたのですが、このMD2300ではクリアデカールに出力したことないので、はたしてうまくいくのかどうか・・・
以下、アルプスプリンタ偏愛男のほざきごとなのですが、いやつまりマニアックな話になってしまうのですが、MD2300のドライバーはホワイトインクに対応していません。しかし、インクカセット下に着いているバーコードシールをメタリック系インクのバーコードシールに貼り替えると、つまり機械を騙してやると使えるようになります。もちろんドライバ上での特色の選択は、貼り替えたインクの色を選んでやらねばならんのですが。ちなみに貼りかえるバーコードはメタリック系のインクでないとダメなようです。(理由は不明。定着温度の差とか?)
まあくだくだと興味のない人にはつまらん話をしてしまったのですが、ともあれ今回、MD2300でもデカールが作れることが分かりました。仕上がりもMD5000より微妙に良いような気がします。