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『子供と作ろうF/A-18スーパーホーネットE』始末。その1
雑記
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2010 5/23(日)
 当サイト、旧軍機の制作をメインにして参りましたが、これは別に主義主張あってのことではなく、単に近代兵器にあまり興味がなかったからという理由によります。昔、友人に「お前、紫電と雷電の区別はつくのに、どうしてF16とF4の区別がつかんの?」てなことを土佐弁で突っ込まれたことがあったのですが、やはりそれは興味がないからとしか言い様がありませんでした。
 しかして、我が息子。そんな父の苦悩(どこが苦悩か)に忖度することなく、「オレ、これ作りたい!」とプラモ屋の棚からF/A-18Eすーぱーほーねっとを抜き出して目の前に突き出したのが去年の春先。そんな訳で今回は『親子で作ろうすーぱーほーねっと』ということになりました。

 購入こそ去年の春先だった(と思う)のですが、今日まで寝かしてきたわけではなく色々と忙しい合間をぬってちょこちょことすすめてきました。この状態・・・つまりコクピット内とシートを作って旧軍パイロットに強制的にフライトジャケットとヘルメットを被せたやつを座らせるという作業が終ったのが、去年の4月末。こうしたこまごました作業は親父がやったのですが、機体の組みは子供がなれない接着剤を使ってがんばりました。一応子供の名誉のため。

 早速士の字(士の字ではないか・・・)になった機体をつらつら眺めると、ガッカリするほど段差、隙間があります。子供のやることはしょうがねえなとも思ったのですが、パッケージの完成写真を見るとやっぱりガタガタです。キャノピーなどちゃんと閉まっていないようにすら見えます。タミヤにしてはこれはちょっとヒドイ。イタレリ製だから?よくわかんないけど。
 それから1年間、暇を見てはパテと瞬間接着剤で盛っては削る盛っては削る作業を続けてきました。
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 アウトラインが整ったところで動翼、水平尾翼を切り離します。唯一の資料本に空母から離艦するスパホを後ろから捕らえた写真が掲載されていたのですが、これがまたカッコイイ。せっかくだからこんな写真を撮ってみようという趣向で。・・・子供の意向はもうそこには皆無で、子供と作ろうなどといっては見たものの結局親父の楽しみになってしまいました。

 離艦時の機はフラップを下げて揚力を稼ぐというのは、旧軍機でもあることですが、きょうびのヒコーキは水平尾翼の角度まで変えるということは知りませんでした。
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 とはいえフラップ下げの状態で仕上げてしまうと巡航時の写真が撮れないので、これは工夫を凝らさないと。まずは動翼部分。可動部をぱっきり切りだして柔らかい針金を『く』の字に曲げてヒンジ替わりとし、断面に埋めこみます。抜き差しが可能なように、断面にビニールパイプを埋めこみ、これでヒンジを銜えます。
 切り取った断面が不自然なまでにぱっきりで、いかにもここでちょん切りました的に見えみっともないので、断面上部に伸ばしランナーで足場を作り、薄いプラ版で庇を作りました。
 写真の通り、主翼に馴染んだ状態でフラップがダウンしました。
 尾翼付近。写真でもわかる通りいたるところに段差がありパテで修正してます。さて、水平尾翼を切り取り段差をならし、お得意のビニールパイプを埋めこみました。切り取った水平尾翼にピアノ線を埋め込みビニールパイプに差し込み、これで尾翼も可動になりました。
 仮組みしました。旧軍機にはない洗練されたスタイルにオレってばちょっと萌えも萌え〜。(馬鹿なの?)最新兵器も作ってみると案外いいです。
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2010 6/9(水)
 兵装。子供がちまちま作っていたのですが、よく見ると・・・いやよく見なくても子供らしい工作です。子供に接着剤はやはり難しいか。私も子供の頃、キット付属のセメダインをすぐに使い切ってしまい、黄色いチューブのお世話になった口なのでよくわかるのですが、とにかく着け過ぎる。着け過ぎるのでモールドが溶けたり埋まったり、仕舞いにゃ指の指紋まで・・・おまけにモナカ状部品の合わせが左右ずれてるし。

 仕方がないので、ずれてるのはデザインナイフで二つに割って接着し直し、段差はヤスり、溶けた部分はパテで修正し、埋まったモールドはスジ彫りし直しと出来る限りきれいにしてみました。出来ればそれぞれの羽根も、アルミ板かなんかで薄くしたいのですが、全部やるとなると結構な量なので、諦めました。

 とりあえず一つ翼下に装着してみました。一挙にセントウコウゲキキ然としてきました。

 
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