再開!ハセガワ72『雷電21型』01
2009 8/30(日)
いや〜キ-64が完成したっつうて喜んでたら、あっとゆー間に1ヶ月経ってしまいまいました。暑いし、仕事も忙しいしお盆や駅伝や海水浴などのイベントが目白押しだったおかげで、新しい箱を開けることなくここまで来てしまいました。
「かくやならじ!」とお侍のような銅間声を上げて始めたのが、ナナニーの雷電。九八式水偵と平行して作っていたのですが、キ-64がやたら手間取ったためにすっかり放置されていた物件です。作り始めたものは必ず完成させるというのがモットーの当劇場、リハビリも兼ねてこいつを完成にもっていきます。
とりあえずコクピット回りを、具体的には無線機を作るのがめんどくさいというキッカケで放置モードに入ったわけで、え〜いとばかりにデッチ上げたのがピンに刺さっているもの。これを搭載して背板わきのエアダクトを作り、さらに照準器をそれなりに作ればコクピットは完成です。って、結構大変な作業じゃないか。
おまけにこの写真の後アンテナ支柱を折ってしまい、こいつも真鍮パイプで作り直さねばならなくなってしまいました。まさかキャノピーのシボリはないだろうな。
2009 9/10(木)
10日ほどかけて、上記の作業を終らせました。相変わらずこきたない仕上がりでガッカリなのですが、こんなものはキャノピーをかぶせてしまえばあまり見えないのでかまわず進みます。
さてそのキャノピー、マスキングです。今までず〜っとマスキングテープを細かく切っては貼るという方法でやってきたのですが、なんとかもうちょい簡単できれいに出来る方法はないかと考え、写真のフレックステープというものを活用してみました。まず、フレックステープをキャノピーに貼り、先の尖ったもの(私はコンパス針をデザインナイフの軸に差したものを使いました)で窓枠に沿ってフレックステープにキズを入れます。で、それを剥がしマスキングテープに貼って、そのキズの通りに定規をあてて切れば出来あがりです。もっともフレックステープ自体をマスキングテープの替わりにしてしまえばいいような気もするのですが、マスキングテープの方が安心なので・・・
窓枠のモールドがはっきりしているキャノピーにはこの方法は結構いいかも。
ちなみに、日本スクリーン商会というところから発売されていたこのフレックステープ、現在は販売していないようです。・・・じゃあそんなしょうもない情報を載せなや馬鹿もん。とでたらめな土佐弁でツッコミが入るのですが、要は半透明で適度な接着性があり、傷をつけても破けにくく入手しやすいマテリアルを使えばいいわけで、ってそんな都合のいいもんあるのでしょうか(笑)
2009 9/18(金)
キャノピー接着。キャノピー後部と胴体に物凄い段差が出来てるのでエポキシパテで修正。ひっくり返すと主翼と胴体もお約束の段差。これもエポパテで埋めます。
2009 9/23(祝)
サンドペーパーと連休を費やして、一応段差は征服しました。
前回のキ-64と比較すると、雷電のスタイリングは異様な感じがします。何かタマゴ飛行機でも見るような・・・。
この連休、息子とその母と3人で靖国神社『遊就館』にゼロ戦52型を見に行ってきたのですが、って家族揃って『遊就館』はねえだろ。ふつー家族で東京つったら浦安ねずみの巣ぢゃねいのか。というツッコミはさておき、ゼロ戦は、細い。華奢だ。そして工芸品のように美しい。世界中にゼロ戦ファンがいるというの解る気がしました。ちなみにいやいや付き合ってくれた妻女は『伏龍』にくぎ付けになっていました。異様な潜水服姿が奇異に映ったのでしょうか。ともあれ、このような禍禍しい戦法までとらざるを得なければならなかった時代から高々20数年後に生まれた我々が、のほほんと生活していられるのは類まれな幸運以外のなにものでもないと思う次第ではありました。
さてさて脚まわりなのですが、長いことこのキットを寝かしている間にフェアリングのパーツをなくしてしまいました。 自作せねばなりません。脚庫に紙を当て鉛筆でこすりカタチを出しました。これをもとにランナーのタグの部分を使って作ります。
毎度毎度こんなことばかりしていてなかなか進捗しないのですが、気長にお付き合いください。
2009 10/8(木)
なんやかやと忙しく中々進みませんが、とりあえずこんな感じです。どう見てもきちっとはまっていないのですが、ここら辺に拘泥しだすといつ完成するかわからないので、いつものダメモデリングでご勘弁を。
サフをかけるとガタツキはさらに顕著になります。まあ、あれだ。今回は下から煽りの撮影はなしということにしよう。