九九式襲撃機(軍偵)製作記録04
2007 6/26
さて、コクピットの造作です。この辺は通常どんどん省略してしまうのですが、なぜかというと写真を撮っても映らないからなのですが、今回このニチモのキットは左写真のように予備マガジンまでご丁寧に付属しているので、貧乏性で気が小さい私としては、コクピットの中もシコシコと作ってしまわざるを得なくなってしまいました。
搭載物は基本的に筆で塗って(写真下のマガジンがその状態)、黒パステルでドライブラシをかけて古びた感じをだして行きます。(写真上のマガジン)
2007 6/26
後部座席付近です。左右3本ずつある曲がったパイプみたいのは旋回機銃の射撃用足掛けだそうです。こんなところまで再現していただいて・・・到底写真に映らないのに・・・もうニチモったら・・・・ちなみに1本部品を飛ばしてしまって真鍮線で作りなおしました。座席のシートはレザーの風合いを出すためにマスキングテープを使ってみました。
2007 7/1
操縦席。計器盤はつや消し黒を吹いたあとシルバーでドライブラシをすると計器の縁など凸部分にシルバーが残ります。計器内はセミグロスブラックのゆるいのを、筆で流し込む感じに塗りました。
操縦席の足元に、くだんのはみ出しモーターと軸があります。(コクピット色に塗ってあります)
2007 7/3
前、後部席のぞき窓には透明プラ板を入れてガラス窓にしました。
後部席の操縦装置は丸メカによると、偵察の場合は廃止と書いてあります。偵察はカメラを積み操作する都合上、邪魔なのでしょうか。では襲撃機の場合はどうなのかというと、その辺への言及はないのでありということにして付けてしまいました。なにもないと寂しいので。ってまたいいかげんな理由。
2007 7/3
完成したらほとんど隠れてしまうので、ここで一発写真を撮っておきます。
カッタウェイモデルみたいでカッコイイでしょ?
説明書のはコクピット内は青竹色の指定になっているので最初は青竹色で塗ったのですが、色々な方の作例を見ると三菱系コクピット色が一般のようです。丸メカのイラストは青竹ともグリーンともとれる色で表現してあり、よくわかりません。
私の感覚からして、機内に青竹色のようなドギツイ色を塗るのは居住性的観点から全然ダメじゃないかと思われるので、以上の理由で三菱系のコクピット色で塗りなおしました。
それにしても、現在流通している青竹色ってちょっとどぎつ過ぎやしないか。微妙な色彩感覚を持つ日本人が、あのような成金趣味なエメラルドみたいなギンギンな色を室内に塗るとはちょっと思えないのですが。もっともあれはアルミの防錆剤の色だという話もあり(ソース失念)結局のことろ、コクピット内部の色は夜な夜な私の眠りを妨げる厄介事なのでした。