九九式襲撃機(軍偵)製作記録02
2007 5/23
このキット、コクピット回りとかエンジン回りなんか気合入れまくっているのに、着陸灯の部分はオミットされています。ここは塗りでごまかしてちょ。ということでしょうか。
有無をいわさずデザインカッターとラジオペンチでむしり取ってしまいます。
2007 5/24
とりあえず、翼の上下とも切り欠きを作りムギ球が入るスペースがあるかと挟んでみました。若干スペース足らずだったので、彫刻刀の丸刀で翼の裏側を削ってスペースを作ります。うまく納まったので、ここで当然電気を入れてみます。・・・・・・私、大変なことに気がつきました。このままでは翼全体が光ってしまいます。ウハハハハこれは面白い。お前はホタルイカかっての。
いやいや、笑ってる場合ではありません。仕方がないので、ムギ球の先端以外を写真のように黒く塗って遮光しました。
2007 5/26
プラ板をコの字型にして着陸灯ハウジング?を作ります。
世のモデラーの人達はプラ板を購入しているのでしょうか。いや唐突ですが。生来貧乏性の私は、薄いものはスーパーなどで売っている、各種食品などのプラスチック包装容器を洗って、また厚いものはフロッピーデスクのケースをプラ板の代りにしてます。厚さも各種取り揃えられますし、多少無駄な使い方をしても良心の呵責が少ないというスグレモノだと思うのですが・・・今回もパイナップルの切り身の入った容器を使って見ました。
2007 5/26
写真左の棒は機銃です。外側の太いパイプは放熱筒のつもりです。放熱孔はさすがに小さ過ぎて開けられません。で黒いイカ墨みたいのがくだんのムギ球です。光の漏れを防ぐため、翼の裏側はつや消しの黒で塗ってあります。
両翼ともこんな感じでセットして、翼パーツの上下をたっぷりの流し込み接着剤で接着し、一晩寝かせます。
2007 5/27
しっかり接着されたことを確認した後、部屋を暗くして通電してみました。
・・・・いきなり衝撃です。どうも、流し込み接着剤の量が多過ぎて翼内に流れ出して、黒く塗ったムギ球の塗料を流してしまったようで、下から見ると翼の一部がポッコリ光っています。必死になって接着した翼を剥がそうとしましたが、なにぶんしっかり接着されているのでうまく行きません。すっかりパニックに陥ってしまったのですが、ムギ球にかける電圧を3Vから1.5Vに下げると目立たなくなったので、とりあえずまあいいか。
ともあれ、写真のような感じです。雰囲気は出てるよな。
2007 6/3
最近覚えた『しぼりだし』で着陸灯のガラスカバーを作ります。
用意するのは、オイルライターとキムチ漬けの入れ物(例によってプラ板の代用)・・・・パイナップルだのキムチ漬けだのと、完成した襲撃機はさぞかし香ばしいものになるでしょう。(何だそりゃ)
写真のように、(といって写真じゃよく分からない?)プラ板をライターであぶります。あぶり過ぎると溶けてしまうので、要注意。この時点で何度も失敗しましたが、なにせ原料がキムチのパッケージだから気にせずどんどん行きます。
2007 6/3
プラ板がクニャッとしたら翼の着陸灯のすぐ横に当ててひっぱります。しばらくして冷めたら着陸灯の部分にあてて、切り出したい形にデザインカッターで印をつけます。
んな熱いものをプラモに当てて大丈夫なのかとご心配な向きもごまいましょうが、私の試した限りでは大丈夫でした。それから、結構熱くなるので本当は耐熱の手袋かなんかを着けた方が安全でしょう。