2007 3/16
軍艦色に塗りました。今までチョコレートの塊のような状態だったのが、急に引き締まったグンカンへと変貌しました。軍艦色は色々な方の作例を参考にクレオスのアクリル、軍艦色2にしました。(このキットの説明書は色の指定がはっきりしていません。)
重巡洋艦『那智』制作記録03
2007 3/17
軍艦色が乾いたら、船底です。船底の色を買いに、よく行く模型屋にいったら3月末に閉店するそうで、セールをやっていたので思わずファインモールドの飛燕とハセガワの百式司偵を買ってしまいました。んでうわの空で前もって調べてあった番号の色を買って来たのですが、家に帰ってつらつら見ると、サーモンピンクと書いてあります。水性ホビーカラーの29番とミスターカラーの29番って違う色なのね。あぶなくサーモンピンクに船底を塗った帝国海軍の飢えた狼を作ってしまうところだった。ハッハッハ。アブナイアブナイ
2007 3/18
間一髪サーモンピンク塗装から逃れた重巡『那智』です。ここまでくるとなんとなく雰囲気が出てきました。製作にも弾みがつきます。が、ここから先、上部構造物を作る訳なのですが、どうしていいのか全くわかりません。さてさてと思っていた矢先に、本屋でモデルアートの3月号を手にしました。そこにナイスなことに那智と姉妹艦の妙高の作例が載っていました。いやいや、渡りに船。軍艦だけに。
かくして情況劇場読者諸氏は、妙高なのか那智なのかよくわからない構造を持つ軍艦の誕生を目撃することとなる。
2007 3/18
マスキングを剥がしました。軌条部分は綿棒にエナメルシンナーを含ませ、こすって地を出しました。まあこんなもんか。
マスキングし残し部分がありました。なんでこんなところを!
2007 3/18
色々な作例や乏しい手持ちの那智の実写写真など、どれを見ても艦橋の形状が違います。何度かに渡る改装やら、写真の取り方やら、モデラー思い込みなどが錯綜しているのでしょうか。むろんキットも正しい姿ではないでしょう。デフォルメもされているだろうし。困った私が取った行動。『適当に作る』。
んな人はいないとは思いますが、一応お断りを。「私の作例を参考にしちゃだめだよ〜」
2007 3/21
続いて、前部マスト(なのでしょうか?)。キットの物をつらつら見ると、太い様子です。しかも上の方についているのは電探でしょうか。多分これ、最後の改装が終わったあとのモデルだったのでしょうか。まいったな。九四式を積んでいるのに最終型じゃおかしいよなあ。零式水偵を急遽作るか。いやしかしそれでは本末転倒だ。などと激しく葛藤した末にでた結論。前部マストも後部マストも作りなおし!だからって、作りなおしたマストも初期のものではないでしょうが、電探はまずい。電探は。
2007 3/21
ああもう。休日だってのに朝から休日出勤だ。なんだこの忙しさは。などとごちゃごちゃ言いながら昼頃帰宅した私は例によって先人達の作例を参考に、いや真似させていただき、真鍮線と伸ばしランナーで前部マストを作って見ました。写真の状態から白サフを吹いてみたのですが、わりかしいけます。