2006 12/21
胴体の接着。水冷式の九四式水偵1号は(ちなみに途中から空冷エンジンに換装して2号と称した)水冷式がゆえに、頭がかつおぶしの様に尖っていてモーターを入れるスペースに多少苦労しました。さらに、ゲタ(フロート)があり、その上射出機の台車に乗せる都合があるのでリード線を胴体外に出すパイプ兼作業・展示用持ち手のアルミパイプの取りつけ位置、長さを決めるのに物凄く悩みました。(ほかにもっと悩まなければならないことが山ほどあるのに…年賀状とか、大掃除の段取りとか)
川西九四式水上偵察機、呉二号式射出機制作記録02
2006 12/23
垂直尾翼は、仮組みしたところ接着面が少なく大変不安定です。剛性を増すために針金を埋めこみました。右の写真のように、胴体に差しこみ接着。これで尾翼を持って振り回してもたいじょうぶ。って、振り回してどうしようというのだ。俺。
2006 12/24
とりあえずここまで組み終わりました。ここまでくればやはり射出機に載せて見たくなります。
で、載せて写真をとりました。メカニカルな射出機と優雅なスタイルの飛行機がマッチしていい感じです。さあ続きをがんばろう。
それにしても下駄履き複葉機は、作る物が多くて大変だ。普通の低翼単葉機なら後は脚をつけて着彩すれば終了なのに、フロートを付けて更にもう一枚羽根を作らなければ。しかも複葉機特有の張り線。やること盛りだくさん。
2006 12/29
フロート部分です。張り線をほどこしました。パンストをほぐしたものです。誰が考えたのか知りませんが、この方法は非常に便利です。太さの加減も出来、ちょっとくらい押してもたるんだり切れたりしないし。
ただし、入手方法が問題。私はパンスト穿かない派なので(俺は男だ)必然的に嫁に頼むことになるのですが、恐る恐る「破けたパンストをくれ」と言うと、「何に使うの。・・・・被るの?」・・・・被る訳ねえだろ。いや結局被ってみましたけどね。被って、息子(6歳)の前で踊ったら最初喜んでたけど、すぐ飽きてどかにいっちゃいました。放置かよ。
2006 12/29
フロートと本体の接着は6つの小さい接点しかありません。おまけに甘い工作のおかげで、前部を接着すれば後部が浮き、左側を接着すれば右側が浮くという状態になるのは必須です。そこで接着面に例によって真鍮線を埋め込ました。本体側に穴を開け差し込んで接着すると、ガッチリ固定されました。『頑丈な模型作り』は、私の永遠のテーマです。
2006 12/31
1はキットに付いている後方機銃です。多分ルイスビル機銃でしょう。ん〜いまいちです。エッチングパーツなんてことも考えたんですが、自作しました。2がそれです。グリップを付けたり握把をエナメル線で作ったりしましたが、いかんせん銃身が太い。多分実サイズにしたら口径30mmほどになってしまうでしょう。30mmの旋回機銃。はたして撃てるのでしょうか。B29でも撃墜出来そうです。そこで銃身を細くして再度製作。3です。グリップも伸ばしランナーで1/72の人が握れるサイズにしました。って今日は大晦日だよ。こんなことしてていいのか俺。ちなみに丸いのは6mmBB弾です。
2007 1/1
嗚呼!元旦です。正月早々こんなことしてていいのか俺。妻子は実家に行っています。別に夫婦の危機が訪れた訳ではなく、正月だからです。ともあれ誰にも邪魔されず1日中プラモ作りが出来るのなんて正月くらいのもんです。部屋の中でサフを吹いても、文句をいう者はいません。金魚のきんちゃんやカブトムシの幼虫は多分文句をいいたいのだろうけど、口が利けないので好都合だね。すまんな。ペットども。急に尊大になったりしつつ2007年が始まりました。