2006 9/3
さて、神風号です。アンテナ支柱を真鍮棒で作り、グラついたり抜けてしまわないように、胴体内側にエポキシ接着剤で固定しました。なにしろ撮影で過酷な扱いをするので、私のプラモデル制作コンセプトは『まず丈夫であること』です。(なんかおかしいような気も駿河、いやするが…)それにしても巨大なアンテナ支柱だ。
三菱雁型通信連絡機『神風号』制作記録04
2006 9/3
『士の字』組み。垂直尾翼、水平尾翼、主翼、そしてアンテナ支柱が垂直、水平に組まれているか確認しながら、接着します。
2006 9/10
非常に残念だったのは乗員の顔。飯沼飛行士も塚越機関士も写真で見ると相当の美男子…って美男子は死語か。イケメン、イケメンでござったのだが、キットの人たちの顔は、左トン平とガッツ石松。いやなんだつまり個性的な顔の人たちになってしまっていたのでした。
顔を変えようとしましたがすげ替える顔もないし、デザインナイフで削ったりなんてなことは、私の技術ではとても無理。なのであきらめました。
2006 9/17
キャノピーの取付けはいつも問題となっていました。木工用ボンドだったり、両面テープを極細に切って貼って見たりしましたが、どうもいまいちで。今回はボンドGPクリアーをシンナーで薄めて筆で塗って接着してみましたが、これは結構行けます。この接着剤は瞬間接着剤のように白濁したり、木工ボンドのように乾くのに一晩かかったりしない(結構速乾)上にシンナーで適当なユルさに出来るので筆塗りが可能です。
2006 9/18
マスキングしたキャノピーを接着。○部分が全く合いません。キャノピー下部と胴体の間にも隙間があります。これより2週間、溶いたラッカーパテとサンドペーパーでひたすら盛っては削りスジボリするを繰り返しました。
サフを吹いてまた修正して、ようやく塗装にこぎつけました。まだまだガタガタしてますが、もう勘弁してちょ。
キャノピーのマスキングも度重なるサンディングでボロボロになってきました。危うし!神風号。
2006 10/9
いきなり仕上げ段階に入ってますが…。実は上のキャノピーマスキングからここまでの過程を撮った写真のデータが飛んでしまったので申し訳ない。
ようやく神風号らしくなってきました。軍用機ばっかり作ってきたのでツートンカラーの仕上がりは新鮮です。
そうそう、主脚のタイヤ、片方無くしてしまったので、シャツに着いてたボタンで代用しました。スパッツがあってよかった。(後日床に落ちてるのを発見したが、もう遅いちゅうの。)
2006 10/9
箱絵や説明書などでは詳細なカラーリングが分からないと思い、ヤフオクで購入した『プラホビー』という冊子です。モノクロの32ページほどのものですが、表紙のみ後から刷り込んだと思われる色見本が4色載っています。カラーが当たり前の現在印刷事情からすると不思議なものですが、当時はコスト的にそれが許されなかったのでしょう。
ともあれ、この本の中に神風号から朝風、97式司偵などのカラーリングが3面図で掲載されていたので、スキャナで撮ってマスキングの型紙にしました。