2006 8/22
神風号制作をうたいながらグラマンばかり作っていて申し訳ありませんがもう少しお付き合いのほどを。
さてグラマン尾翼の紅白のダンダラ模様です。これは米海軍でおめでたいことがあったから…つまりミッドウェイ海戦での勝利を記念して塗ったもの……ではなく、味方による誤射を防ぐためのものだそうです。初期のF4Fにこの塗装はなく、どの時期に採用されたかは不明ですが、とりあえずきれいなので塗ってしまいました。(またそんな理由かよ)
三菱雁型通信連絡機『神風号』制作記録03(併作…グラマンF4F)
2006 8/24
集合排気管を自作してみました。近所のホームセンターで売っているアルミ管を適当な長さに切って、ペンチで軽くつぶして楕円にするのですが、力が入りすぎてつぶれ過ぎてしまうこと数回でようやく適当な楕円に。
それをラジオペンチで挟み持ち、棒ヤスリでこすり形を整えます。
こんなもんでいいやと後で胴体に瞬着で取付けてみたら、長過ぎでした。
まあいいか。
2006 8/28
パイロット着席。ヘッドレストは自作(というほどのものではないか)。パイロットは以前フリマで息子が、出店者の中学生のお姉ちゃんの甘言に惑わされて買わされた、物凄くへたくそな仕上がりの飛燕(1/72)から取り出して色を塗ったものです。余談ですが悪い年上の女性にだまされはしないかと息子の将来が心配です。なんて。
ちなみにカウル下面に着いてるのが自作の排気管。長過ぎて笑っちゃうての。
2006 8/29
付属のデカールは英国空軍のものと後期の米海軍のものだったので、また、自作しました。前述の通り、アルプスプリンターで出力です。★部分は白を打たないといけないので、白インクのあるアルプスプリンターは重宝です。
大雑把に、米軍の航空機のマークは、『濃紺の丸に白い星、真中に赤い丸』から『濃紺の丸に白い星』さらに『濃紺の丸に白い星、下に白ふちの帯』(この説明じゃよくわからんか。)と変わっていくようですが、この変遷の時期、理由などをネットで調べてみましたがわからず仕舞いでした。
2006 8/31
デカールを貼ってトップコート(半光沢)をかけてほぼ完成。トップコートですが、以前缶スプレーで吹きつけたら白濁してしまい大変なことになってしまったことがあったので、今はスプレー缶から紙コップに吹き出して、それを薄めてエアブラシで吹いています。
これでフィニッシュにしたい気持ちもあるのですが、やはり臨場感のある写真を撮るためには汚さないと。
2006 9/1
全体的に汚しをかけるのに、パステルを使います。モデルにしたのが、ガダルカナル島ヘンダーソン飛行場から飛び立ったカクタス航空隊のサザーランド大尉機なので、土ぼこりによる汚れをかけてみようかと、黄土色とブラウンのパステルをカッターで削って混ぜました。
・・・・上の記載には明らかな間違いがあります。サザーランド機は昭和17年8月7日に坂井氏により撃墜されています。たぶんヘンダーソンフィールドには降りたことがないでしょう。したがって土ぼこりはつきませんね。・・・・って汚し終わってから気がついて後の祭り。
2006 9/1
汚しをかけるための新兵器。ダイソーで買った化粧の道具。(本来何に使うかは知らん)これにパステルをつけて写真のように塗りたくります。塗膜の粒子の隙間にパステルがひっかかるのか、いい感じに汚れていきます。
店を訪れるたびに化粧道具やらマニキュア用のスポイトやら爪の形を整える電動やすりなどを購入していく中年男(私のことだ)を、レジを打っているダイソーのオネエチャンはどう思っているのか興味がつきません。がそれは余計なこと。