2006 7/16
今回は我が郷土安曇野が誇るパイロット飯沼飛行士に敬意を払い『神風号』です。実家の近くにある飯沼飛行士記念館でLSの神風号を売っていたのを記憶していたので、「神風号の聖地ともいうべき記念館で購入し、これを製作するのは飛行機モデラー冥利に尽きるというものだ」と勇んで足を運びました。
記念館(左の写真)に着くや、館長の方(飯沼飛行士の血縁の方らしいです)に「神風号のプラモをください!」ときりだすと、「………プラモはもう無くなってしまったわ」と木で鼻をくくったような返事。ぬわにぃい〜この俺にプラモが売れぬと申すか。隠し立てすると容赦はせぬぞと心の中で叫びながら「もうありませんか…」となさけなく問うと…
「1箱くらい残ってたかやあ(方言)」とやおら傍らにあったダンボール箱の中を覗き、「………あった」と。先ほどの脳内暴言を心の中でわびつつ金800円也で無事キットを手にいれました。
それにしても『神風号操縦者飯沼飛行士の血縁の方に、飯沼飛行士の実家でもある記念館で売ってもらった神風号のプラモデル、しかも残りの1個』というのはかなりの希少価値があるのではないでしょうか。
三菱雁型通信連絡機『神風号』制作記録01(併作…グラマンF4F)
2006 7/17
長々と購入にまつわるたわごとを述べました。さて、仮組みです。
1/75(72ではないらしい)にしては結構な部品点数です。後述する英国エアフィックス製のグラマンF4Fに比べると、倍以上ではないでしょうか。(いいかげんでもうしわけない)
気合を入れて1/72(75)初のモーターラーズをしてしまおう。という訳で方針決定。
2006 7/23
今回調達したモーター2つ。左の大きい(といってもかなり小さいよ)のは、会社にある壊れたMOドライブから取り出したもの。いずれ後述する機会もあるでしょうが、壊れた電気製品は色々な部品が使えるのでおいそれと捨てられません。
左のちっこいのは、息子所有のクレーンゲームでとったチョロQサイズのラジコン自動車の壊れたものから息子の許可を得て取り出したものです。
2006 7/30
モーターライズ化することで一番問題になるのは何か。それはモーターを鼻の穴に詰めて踊り出したくなる…ことではなくモーターをどうやって本体の中心にうまく固定するか。ということです。前回零戦はゴムのあてもので本体に固定しましたが、今回は適当なあてものがありません。モーターを鼻の穴に突っ込んで踊りながら色々と考えた挙句(それはうそ)、エンジン部分にパテで埋め込んでみました。グラグラしないだろうかという心配も杞憂に終わり、がっちりと固定してくれました。
2006 8/6
前回の零戦21型と絡ませるグラマンF4Fワイルドキャット1/72(英国・エアフィックス製)をヤフオクで購入しました。幼い頃読んだ坂井三郎氏の自伝の中にある、ガダルカナルでの空戦の模様の再現をしてみようかと思ったのですが…。やむをえない事情で9月上旬に写真を撮ってしまいたいと考えているので、神風号と併作します。別に、国産メーカーと英国メーカーのキットの出来の差を比較しようという訳ではないのですが、いやいや決してそんな訳ではないのですが、同時進行という事になればそう見えてしまっても仕方ありませんなあ。ワハハ。
2006 8/6
早速仮組み。写真ではわかりませんが、裏側(飛行機の腹)はどのように組み合わせても、力をこめて押さえつけても決してぴったり合いません。早くも英国製の実力を見せつけられた気がします。部品点数も少ない少ない。もっとも脇役としての製作だから、ドシドシ作れていいんだけど。カウル部分もツルッとして、カウルフラップもありません。なんだかなあ〜