珍奇物件。陸軍カ号観測機制作02
jyo-kyo-sei002008.gif jyo-kyo-sei002007.jpg jyo-kyo-sei002006.jpg jyo-kyo-sei002005.jpg jyo-kyo-sei002004.jpg jyo-kyo-sei002003.jpg
2012 12/16(日)
 左右胴体を貼り合わせて通電。うまい具合に回っています。
ようやく胴体が出来たのですが、後は前後の脚と尾翼、胴体下のエアインテイクを取り付けるだけという、ほとんど完成は目前。エアインテイクはキットのものはただの箱なのですが、資料によるとサイドビューが変形五角形なので、その辺は自作しましょう。
2013 1/13(日)
 推進用プロペラの脱着を容易にするために、あ〜でもないこ〜でもないといじっているうちに、ペラ表面にモールドされていたペラ固定金具(名称不明)部分に穴をあけてしまいました。せっかく、8本のボルトヘッドが再現されていたのですが、そのままなかったことにするのも悔しいので、再生。適当な太さのランナーを輪切りにして厚さを調整した円盤に、センターに1つ、周囲に8つの穴をあけ、伸ばしランナーを埋め込み形を整えて完成。均等に穴をあけたつもりだったのですが、写真のようにバラバラになってしまいました。
 油断していたら、またしても回転翼のブレードを着け根付近から折ってしまいました。どうせなおしてもまた折ってしまうので、思い切ってブレードの基部をゴム製にしてみました。(黒い部分)
真鍮パイプに真鍮線を通し、ハブの部分に埋め込んで完成。ゴム部分が柔らかいので、ブレードに強い力がかかっても柳に風状態でぽっきりいきません。
 排気管。モールドされていたものはいただけないので、真鍮パイプで置き換え。
脚部分は結構手古摺りました。ほとんど点付け状態なので、瞬間接着剤大盛りで強引に固定したのですが、正面から見ると、左右の角度がおかしい。仕方がないので支柱を少しちょん切ったり足したりして調整しました。
2013 1/14(祝)
 パテや伸ばしランナーで表面をならし、塗装。一体このキット、パーツの合いが非常に悪い。カウリング本体と、カウリングトップ部分が別パーツなのですが、接着面の形状がかなり違う。まあ古いキットだろうからやむをえないのですが。仕方がないので、パーツをもぎった後のランナーをちょっと太めに伸ばし、2つのパーツの接着面に巻き付け、接着剤で固めてしまいます。ランナーと部品が同素材なので親和性が高く、またパテだと乾くのには1〜2日かかるのに対し、接着剤だと2〜3時間もすればいじれるので結構伸ばしランナーでの修正はよいかも。
2013 1/23(水)
 塗り色はシルバー。凝った塗りは今回はパス。空中勤務者を2名乗せて完成。で、とりあえず写真を1枚。ところが、前出の「陸軍カ号観測機」という本に掲載の飛行写真と比べると、空中勤務者の人、上半身が機外に出過ぎ。同居人(女性)も「これはカラダ乗り出し杉ww。これでは、この者たちはこのけったいな乗物から速やかに墜落し、すなわち死に至るであろうwww」と狂気の呪術師のごとくのたまいやがります。「シートベルトをしているから落ちるわけねえべ。」と消極的ながら反論をしたのですが、まあよいわ。妻女のリクエストにこたえて、思い切って胴体を切り刻みひっこめました。
 
 さて完成。なんだかんだで2ヶ月かかってしまいましたが、まあよいでしょう。
回転翼のゆるゆる具合がなかなかよいです。
 
jyo-kyo-sei002002.jpg