安南山脈を超え、仏領インドシナ・ラオス州ヴィエンチャン(現・ラオス首都)に。
 向い風に喘ぎながらも、最初の1日で全行程の1/3に当たる4,500kmを翔破。前半の難所ともいえる安南山脈を無事超えたことで、飯沼飛行士は「今度の飛行は成功する気がしてきた。」と異境の宿舎の片隅で、壮挙達成への意を強くする。
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