みるみる弾丸が敵機に命中。グラマンは一度ぶるっと震えたがなおも直線飛行している。
私は敵機を観察しようと近づくと、敵機のスピードが急に落ちた。
たぶん私の弾丸を受けたエンジンの具合が今ごろになって悪くなったのだろう。
慌てた私はとっさに何も出来ず、敵と奇妙な編隊を組みながらまっすぐ飛びつづけた。
もどる
次へ