そもそも、カーチスウォーホークを作ったのは、零戦21型を作ってウォーホークとの絡みで真珠湾の戦いを再現しようと考えたからです。
まずカーチスを完成させて、いよいよ零戦にとりかかったのですが、タミヤとフジミの2キットを同時に作ることになってしまったり、私事で厄介なことがあったり(団地の衛生部長をおしつけられました…私ごときに団地の衛生を任せてどういうつもりなのでしょう)とにかく、零戦がなかなか完成しないのです。ホームページの表紙写真を更新したいが、プラモは出来ないというわけで、しかたなく、脇役のウォーホークでお茶を濁そうという事に相成りました。
カーチスウォーホークの出ている映画といえば古くはスピルバーグの『1941』、最近ではまず、『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』でしょう。
いや他にもあるのでしょうが私にはその2つしか思い浮かびません。そんな訳で、早速、ヴィデオやらDVDやらを動員して資料を集め、デッチ上げたのが3点の写真です。
左の写真はストラタで作った飛行物体をテラジェンという風景作成のフリーウエアで作った風景に貼りこみ、別に撮影したウォーホークを合成したものです。このテラジェンというソフトは、いじり始めるとなかなかにハマります。左の写真のような地形が簡単に出来てしまいます。日本語のマニュアルを掲載しているサイトもありますので、興味のある方は、えーとその、「テラジェン」で検索してみてください。(アドレスの貼りつけかたが分からないので申し訳ない)
飛行船と昆虫みたいな敵の飛行物体(名称不明)は3Dソフト『ストラタスタジオプロ』で作成し、夕焼けの写真に貼りこみ、その前にカーチスウォーホークの完成品をテグスでぶらさげて撮影したもの。飛行船の炎は仕事の相棒のI子さん(仮名)にフォトショップで作ってもらったものです。(仕事中に何してんだ俺たち…)
そんな訳で、思い立ってから制作完了までに、なんと1週間という文字通りお茶を濁ごした作品が出来あがりました。手抜きの割に結構気に入った仕上がりになったことは慶賀の至りだよっ!!
そうそう、左の写真のようなシーンは『スカイキャプテン』にはありませんでした。私の脳内映画館のなせる技ですごめんなさい。(飛行船のシーンはあったけどね)